Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://stayinus.blog21.fc2.com/tb.php/74-a681484d

-件のトラックバック

-件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

春に想う 3話 - 20歳の春(2)

フリーターをはじめたのは、20歳になった春だった。大学に行くのを放
棄して、近くの日本蕎麦屋でバイトをし始めたら、親は嘆いていた。

『お前をそんなふうに育てたつもりはない』

そうだろう。俺もそうなりたくて、なったわけではない。当時は、心の中で完全に大学に行くのを放棄したわけではなかったが、素直に二浪する気にはなれなかった。

朝9時に出勤し、夕方の6時まで、働いた記憶がある。
最初は日本料理屋で、体がでかかったので、厨房に入れられた。
毎日、バケツに卵を30個割った。
最初は両手で卵を割っていたが、
『こうやって、卵は片手で割るもんだ』、と教えられた。
次は、バケツ一杯に盛られたえびの皮むきと背腸とり。
手がえび臭くて仕方なかった。
開店と同時に何でもやらされた。
昼間の書き入れ時には、たいてい麺場で麺をゆでるのが俺の仕事だった。
人がいないときには、見よう見まねで、
どんぶりを作ったり、てんぷらを揚げたりした。
基本的な料理は今でもたいてい出来る。

その後、系列の喫茶店に配置転換され、
今度は毎日のようにコーヒーを沸かした。
こっちのほうがずっと、気楽だった。

当時、自給が480円で、毎日休まずに1ヶ月働いて、10万程度だっただろうか??
まぁ、それにしても、自分で金をもうけることはうれしかった。
受験勉強では、絶対に経験できない心地よさがあった。

しかし、要領が悪いと容赦なく罵声を浴びた。
『のろま』、『あほか、お前。』、『死ね』、『いね(家に帰れ)、ボケ』、
など、人前で言われると頭にくるが、腹を立てても仕方ないことを学んだ。

季節は、春、夏、そして、秋になった。
この季節になると、やはり、共通一次の話題を新聞やTVで、
なんとなく耳にするようになった。
その頻度は、日に日に増して、その言葉を聴くたびに落ち着かなくなった。

『おれは、このまま大学にも行かずにこのままどうなるのだろう?』

わかっていはいた事だが、やはり、
この自問にいつまでも、答えないわけには行かなかった。
何かにせっつかれるように、共通一次の願書だけは出した。

紅葉もすっかり終わった11月半ば、友人Fが店に来た。
彼は二浪中で、予備校に通っていた。
Fは、俺に共通一次の模試を受けるように薦めた。

彼に言われたときに、素直に受けようという気になった。

俺は、いままで、店で働きながら、気が向いたら、夜中机に向かって
受験勉強していたのだが、ほとんどコーヒーとタバコを呑んで、
生活していたので、どんな点数でも別に怖くなかった。

結果が出てびっくりした。それでも8割ぐらいあった。
これはいけるかもしれないと、そのとき、再度受験すること、心に誓った。

(このシリーズの続きは、画面右下のカテゴリーで『自伝』をクリックすれば、一気に見れます)

←ここをクリックして『人気ブログランキング』に1票
スポンサーサイト
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://stayinus.blog21.fc2.com/tb.php/74-a681484d

0件のトラックバック

0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

simple digital clock


X-DAY

Flashカレンダー

ブログ内検索

プロフィール

露と落ち 露と消えにし
わが身かな
浪速のことも 夢のまた夢
豊臣秀吉
人生なんて、そんなものかもね

stayus

Author:stayus
【ブログランキング参加中】


にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ

FC2 Blog アメリカ・カナダ・ハワイ ランキング

アフィリエート・広告

edita.jp【エディタ】

Google PageRank

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。