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都合の悪い真実

最近、アル・ゴア(元アメリカ副大統領)のドキュメンタリー映画を見た。タイトルは、何だっけ・・そうそう、An Inconvenient Truth だったかな、直訳すると『都合の悪い事実』とでもいおうか?

この映画は、今年のアカデミー賞のドキュメンタリー部門にもノミネートされていて、最有力候補といわれている映画。内容は、ゴア氏が2000年に大統領選挙に落選して以来、環境問題を訴えるために世界各国で情報を収集し整理し、講演してきた内容を、彼の人生ドラマを交えながら編集したドキュメンタリー。

20070130232051.jpg


地球の温暖化と大気中の二酸化濃度の密接な関係を克明に、スタジオに集まった聴衆に対して、これ以上すばらしいプレゼンテーションは無いと思えるほど完璧に披露している。無論作られた映画ではあるが、俺的には、正直『スゴイ』と思ってしまった。大統領戦に落ちた時には『気の毒』だとは思ったけど、これだけの執念というか、情熱が彼にあったんだ、と思ってしまった。

しかしながら、この映画はやはり『都合の悪い真実』を内包しているようだ。最近、産経新聞電子版で、『「温暖化議論は米国否定」 映画の学校教材使用に「待った」 』(Sankei.com/記事)という記事を見た。読んでみると、ワシントン州シアトル郊外の公立学校で理科の教材にこの映画を使おうとしたところ、、「地球温暖化の議論は米国を否定する悪質な宣伝だ」と地域の教育委員会に抗議したという。で、同教委は「議論が分かれる問題であり、事前の承認が必要」として上映を事実上禁止する通達を学区内の各校に流した・ というからあきれて物が言えない。アメリカの民主主義もだんだん地に落ちていく。

しかし、この問題は田舎の公立学校の問題だけに収まりそうも無いようだ。ゴア氏も映画の中で指摘しているように、明らかに今のブッシュ政権は環境問題をないがしろにおり、アメリカの景気維持の為に経済活動を最優先して推し進める政策を取っている。京都議定書にサインしていないのもその証拠。わざと燃費の悪い車を作らせていることや、二酸化炭素の削減目標も設定しない。

資本主義である以上経済第一主義なら、それはそれでいいのかもしれないが、今日のアメリカ議会は、現ブッシュ政権が地球温暖化を訴える科学者に政治的な圧力を掛けて、そういう表現をさせないように誘導しているというアンケート調査を受け取ったというから、話は穏やかではない。

ちょうど去年の今頃に、NASAの気象学者がブッシュ政権から圧力を受けて、地球温暖化に関する自説を歪曲させられているという記事をこのブログ(過去ログ)でも取り上げたが、今日のMSNBCのニュースでは、アメリカ議会が受け取った科学者を対象にしたアンケート調査がこのことを如実に裏付ける結果になった。

これによると、連邦政府機関で働く科学者の46%が “climate change,”(『気候変動』)や“global warming”(『地球温暖化』)、それに関連する言葉を削除・除外するような政治的プレッシャーを感じたことがある(あった)という。さらに、この調査では、過去5年間に研究活動に政治的な干渉があったとされる435件もの事例が合わせて報告されているという(MSNBC/記事)。

記事の中でワックスマン民主党の議員が "We know that the White House possesses documents that contain evidence of an attempt by senior administration officials to mislead the public by injecting doubt into the science of global warming and minimize the potential danger," (訳『ホワイトハウスには、政府高官が地球温暖化が疑わしいものであり、ブッシュ政権の政治的なリスクを最小限にとどめるように世論を操作しようとした証拠がある』)、と云うように、大企業の営利追求の為に、『都合の悪い真実』に蓋をさせて、世論操作が行われているとしか言いようのない調査結果だ。

最近、アメリカに来て失望することが多いのだが、また、今日も失望した。科学者が政治に左右されて言いたいことが主張できなくなってしまう社会など『最低』としか言いようが無い。これじゃまるで中世のキリスト教社会じゃないか?しかし、現実に、今のアメリカがそうなりつつある。これこそ、データ捏造よりはるかにたちの悪いあってはならない『都合の悪い事実』だと思う。

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